外壁シーリング材

■ シーリングの打替え箇所は、塗装の寿命と品質そのものです ■

シーリング材は適材適所に使ってこそ、役目を担うといわれています。

・ガラス廻りには シリコン
・ユニットバス目地には シリコンバス用
・外壁塗装をしない箇所には 変成シリコン
・外壁塗装被膜する箇所には ノンブリードシーリング

という具合です。
中でも、シーリング材の上に塗装をする場合、よく失敗されているケースがあります。
それは変成シリコンの上に塗装をし、これが原因で、「ブリード現象」が伴い、美観を損ねてしまっているケースです。
また、外壁のヒビの補修にこれを使用している場合は最悪です。
このことを知らない元請さん、職人が多いですし、知っていてもいざ現場管理の中で指示を忘れるなど徹底管理がされていない事です。

これも美意識の欠如と、10年後の施工状況をイメージできていない管理者のレベルと言えるでしょう。

:補足:
シーリング材の中には、柔軟性を保つために可塑剤(かそざい)が入っています。この可塑剤と塗装が反応しブリード現象となり、黒ずんで汚れてしまいます。
これを対策したのが、ノンブリードシーリング材となります。ノンブリードシーリング材は上から塗装をしても黒ずみません。

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